ミシンテーブルでワインはいかが? 2006.11.26 (sun)
FMラジオからクリスマスソング。もうそんな季節になりましたね。それにしても月日の経つのが早い! あまりに早い! 今月もいったい何してたんだっけ?
暖かいお天気が続いて、今年は冬が来ないかも(んな訳ない!)なんて思っていたけど、やっぱり来ましたねぇ。朝晩は氷点下の日もあったり、日中も1桁台の気温になって、かなり寒いっす。今の季節が一番寒く感じる気がするなぁ。
我が家の周りでは、いよいよ野沢菜の収穫も終わり、畑もだんだん冬支度。緑のグラデーションから土の色だけの日も近そうです。

さて、ミシンです。古いでしょ。昔のSINGERミシンなんだけど、先日私の実家からやってきました。私たちが子供の頃、内職をしていた母が毎日使っていた想い出のあるもの。母が亡くなってもう15年、実家でも使わないし、私たちもミシンは持っているし、置き場所もないからねぇって言っていたんだけど・・・。
最近また「ミシンいる?」って聞かれたアンティーク好きの夫Cooperさん、俺が貰う!と宣言。アンティークショップで、テーブルとして蘇った姿を見ていたので、自分でミシンテーブル作りたくなったみたい。
そして、件のミシンを持ってきてもらって久しぶりに目にした時には・・・。あぁ、なんて懐かしい! 思わず足踏みに足を乗せてカタカタと踏んでみたのでした。そうそう、この音だったなぁ。母がミシンに向かっている姿を、懐かしく想い出しました。昭和30年代、まだまだ日本も貧しくて、♪母さんは夜なべをして手袋編んでくれた〜、なんていう時代だったよね。

このミシン、母の母、つまり祖母のものだって聞いたような気がするんだけど、いったいいつ頃のものなんだろうね、なんて思っていたら、CooperさんメーカーのHPから探してくれました。
なんと、1927年、スコットランド・クライドバンク工場製のものだと判明。ミシンについている製造番号から、すべてわかるんだよ。すっご〜〜い! 80年前のものだっていう事もだけど、大昔のものなのにどこで造っていたのかもわかるっていう事に驚いた我が家です。

ホコリはないものの、長年の汚れでずいぶん曇っていたミシン。3枚目の写真、到着直後に、バラし始めたところをパチリ。天板もかなり傷んでいるでしょ。で、Cooperさん、早速あちこちバラして磨く磨く! 磨くの好きなんだよね。会社から帰ると毎晩磨いていたのでした。使い込んだ物だから残念ながら模様はだいぶ消えてしまっていたけど、金と銀の凝ったデザインが浮かび上がってきました。誰が書いたのか、金属でつけた落書きまでも出てきちゃった。へ? 私? ミシンを載せる台は、やっぱりオリジナルからという事で、傷んでいた天板のきれいな所をカットして箱形に作り、角を丸めて(なかなか芸が細かい!)アンティーク仕上げしました。オブジェとしてはいいんだけど、かなりの重さなので、気軽に動かせないのが難点かも。腰痛めそう!

さて、ミシンの足を使ったテーブル作り。天板は少し前に、築100年以上と思われるお宅からCooperさんがただで貰ってきたもの。建て替えるので、欲しいものがあったら持っていってといわれて、3枚いただいてきた古材の棚板なんです。幅が狭かったので2枚を真ん中で接いであるけど、表面を一度サンダーで落とし、磨いてからオイルステインにワックス仕上げして完成。こちらも相当に手が掛かっているんだよね。鉄の足の重厚さに負けないような、シックなものにしたかったようだけど、思った以上のなかなかの出来映えに大満足の夫です。
思いがけず蘇った母の形見。天国できっと喜んでくれている事でしょう。

だいぶ前になっちゃいましたが、下の写真は塩尻ワインフェスティバルに行った時のもの。もちろん飲むので、自宅から駅まで歩き、そして電車に乗って。飲酒運転はだめですよ〜。日曜日だったし、暑すぎるくらいお天気はいいしで、午後のシャトルバスは満員状態! かなりの人気にちょっとびっくりです。古〜い半地下の貯蔵庫を見学したり、発酵し始めた赤ワインの仕込み樽を見せてもらったり、ブドウ畑をトラクターで案内してもらったりと、普段できない経験が楽しいね。ちょっとわかりにくいかもですが、珍しい貴腐ブドウのお姿も。
足の部分に漆を塗った特製ワイングラスに、クラッカーやアーモンドなどのおつまみが入った袋を肩に(1人¥2,200で購入。果たしてこれは安いのか高いのか?)、5か所ほどのワイナリーを巡りました。試飲はほとんど飲み放題状態だから、酔わないように気をつけながら、ほどほどに味見。帰りはまた電車と歩きなんだからねと、Cooperさんにクギを刺しつつ、私はほんとに酔ったら困るから(大トラになるとかじゃないよ!)ちょびっとね。初めてで楽しめたけど、できればもう少し気の利いたおつまみが欲しいなぁ、なんて思ったんだけど。それからゆっくり座れる場所も少ないかも。

さてさて、我が家の山モミジ、それはもう惚れ惚れするほどきれい! 上の方はもうほとんど散ってしまったけど、落ち葉がこれまたいいんですよ。しばらくはこの風情を楽しもうかと散ったままにして・・・。紅葉がしみじみ美しく感じるって、人間が歳を重ねてこそって思う今日この頃。私たちも歳くった(!)っていう事かな。